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【動画(13分48秒)】離婚調停の際、多忙な担当弁護士さんとの接し方についての質問・回答アドバイス-木下貴子弁護士

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動画(13分48秒)



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  • 弁護士との関係を良好に保つ3ポイントが分かる

質問・相談者の状況

モラハラが原因で別居、離婚の協議をしたが難しいので離婚調停へ。
1年を越えてやっと離婚調停が成立しました。
現在は面会交流の調停をしており、調停の前の協議から1年半は揉めています。
しかも相手の主張が非現実的だったり、自分のことしか考えていなかったり、主張がコロコロ変わったため長引きました。
調停で代理人についてもらってからもです。
メルマガで男性は比較的結果に向けてのプロセスが早いと書かれていて、私の友人達もその部類に入るので、ある意味初めてのことで揉めました。
ただ、私の代理人の方はちょっと見た目がイカツイ方がついてくれていたので、調停が始まってからはだんだん気持ちが普通に過ごせる時間があったと思います。
調停前後の1週間くらは落ち込みが激しかったのですが・・・
この中で伝えて欲しい事がある。
全ての弁護士先生が当てはまるわけではないかもしれませんが、代理人の契約後、私は疑問に思っていることなどを、次会う時までにメモしておこうと、すぐ聞くことをしていませんでした。
打ち合わせも事務所に行くこともありましたが、子供が体調不良、私の体調不良などと、都合がつかずにリスケ(リスケジュール)することもしばしばありました。
私の場合は書面で聞きたいことを送って電話してもらうという事をしていましたが、体調が良い時に、わからない事や、次の調停についての確認など、すぐに連絡をしたら良かったなと思いました。
離婚が成立する少し前くらいにやっと電話する事に後ろめたさのような気持ちが無くなりましたが、もっと早くから連絡できていたらと思います。
代理人契約後に、確認や質問などのちょっとした質問をしても良いのか分からなかったのが原因なので、問題がなければ連絡を入れても良いのでしょうか?
意外とそういう事について書いてある弁護士のホームページは無いので。
私の場合は、「Twitterをしている弁護士さんが書いていたのですが」、「twitterで既に離婚している人が書いていて」など、snsでみた情報を見て私の場合はどうなのか?という事を質問していました。

木下貴子弁護士からのアドバイス

弁護士に確認や質問などちょっとした事でも連絡しても良いか?という質問でした。
こういう質問が出るという事は、忙しそうな弁護士にこういう質問をしても良いのかどうか?という事にちょっと躊躇してしまう気持ちがあると思います。
こんな話をしたら大事な弁護士の時間を奪ってしまって、嫌な気持ちにしてしまわないか。など不信感を持っていると思われてしまって、弁護士さんとの関係が悪くなってしまうんじゃないか。など心配があるので、こんな質問を頂いたのかと思います。
ではどういう話し方をしたら弁護士にそういう不信感と思われることもなく、良い関係で続けていけるのかについても、ポイント3つ伝えたいと思います。
あとは、これはやめて欲しい、こういう事をすると弁護士との信頼関係が壊れやすい事についても伝えていきたいと思います。

弁護士との関係を良好に保つ質問の仕方3ポイント

1.弁護士に質問したい内容をまとめる

弁護士はやはり複数の方との案件もありますので、忙しいのは間違いないと思います。
なのでこの話はどこまで続くのかな?だとか、結局何を言いたいんだろう?と分からないと、イライラしながら聞いてしまうようなこともあるかと思います。
なので、まずは話したい内容をまとめて、質問していただく事が大事だと思います。
先程の質問の方にもありましたが、質問の内容をまとめておいて文章で送って頂けると、弁護士の方でも理解した上でお電話でお伝えする事ができるので、とても良いと思います。
なので、何を話したいかまとまらないよりは、話したい内容、聞きたい内容をまとめておいて頂くという事がまず第一のポイントとして重要だと思います。

2.弁護士の良い点を承認する

この「承認」というのは、認める事という事です。
弁護士も専門家として皆さんに出来るだけ良い成果を出したいと思って頑張っています。
なので、弁護士がやっている事に対して、この点で助かっていますという事を、認めてあげる。という事をして頂けると、弁護士との関係は悪くなりにくいと思います。
例えば先程の方の場合は、ちょっと見た目がイカツイ弁護士の方がついてくれたという事ですが、モラハラのケースですと元旦那さんと話す事が怖いと思うでしょうが、見た目がイカツイ弁護士がついてくれる事によって、安心して調停に参加できるとか、対等で話をする事ができるのでとても助かっています。など具体的に助かっている事を具体的に伝えて頂けると、弁護士は信頼してくれているんだなという気持ちで質問を聞いてくれるかと思います。
なので、2つ目のポイントは弁護士について承認する。弁護士のここが良いです。ここが助かっていますと伝える事が大事だと思います。

3.質問の理由を伝える

なぜ聞きたいのか?その理由を伝えてください。
何も伝えずに、「ちょっと先生とお話をしたいんです」と言われると、やはり弁護士としても時間がない中で時間を割いて話を聞くという事になるので、何が聞きたいんだろう?という気持ちを持ちがちです。
なので、どの点が不安に思っていて、なぜこの点を聞きたいのかという、自分の気持ちを伝えて頂くのが大事かと思います。
ただ、弁護士に対する不信感を伝えると関係が悪化しやすいですが、皆さんご自身が、この点が不安なので教えて欲しいです。この点について、こうこうこういう理由で聞きたいです。というIメッセージ(IとYouの I)の「私は」のメッセージを伝えて頂きたいです。

これだけはやめたほうがいい!関係悪化する話し方

これだけはやめて頂きたいなという事をお伝えさせて頂きます。

専門家としてのプライドを傷つけない

先程の質問の方にもありましたが、質問をまずはメールで送っていたとあります。
文章でまとめて質問を送って頂く事は良い事なのですが、文章で弁護士に対して、弁護士に対する不満を伝える時には注意して頂く事が大事だと思います。
文章で伝える時には、面と向かって言えない事が文章では伝えてしまう事があると思いますが、文章で書かれると、弁護士は一生懸命依頼者の為に頑張っているのに、不審に思われているとショックを受けてしまいます。
私自身もそういう経験が何度もあります。
特に、弁護士は専門家として話をしているのですが、例えば親御さんに聞いた、お友達に聞いたなど、いわゆる素人の方に内容を話したら、「あなたの弁護士はちゃんとやってくれてるの?もっとちゃんとやってもらわないといけない。」と言われました。というような事を言われたりする事があります。
そういう事を言われると弁護士は怒りを覚えたりすることもあります。
なのでそのような伝え方はやめて欲しいと思います。


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